親の老後が心配なのに家族での話し合いから逃げていませんか?
高齢の親の「老後」「介護」「老人ホーム」「遺産相続」について親子・兄弟姉妹でどんな風に考えていますか?
それは親子で?兄弟姉妹間で?同じ考え方ですか?

  • どんな老後を過ごしたいか?過ごさせたいか?
  • 子供の中で誰が中心となって親の介護をするか?
  • 老人ホームに入らなければいけなくなった時、そのお金をどうする?どんな老人ホームに入れるか?
  • 介護の負担を考えた遺産相続にするのか?(法律では平等な法定相続割合)

みなさん、意図的か?無関心か?はわかりませんがあえて曖昧(あいまい)というか見てみぬ振りをされていませんか?

親の老後が心配なのに家族での介護や老人ホーム入居の話題を避けている理由は
・「介護にかかるお金ですか?
・「介護の不公平ですか?
・「罪悪感ですか?
・「遺産相続ですか?
それとも他に何親の老後について話し合うことができない理由や事情があるのですか?
在宅での介護も限界が近づいてきているのに?
ケアマネージャから老人ホームを勧められているのに?
そんな状況でいつなにがあってもおかしくない危機的状況でも
「介護の方針が決まらない?」
そんな方も少なくありません。
確かに「親の老後」や「老人ホーム入居」の話題は兄弟姉妹間ではタブーなのかもしれませんね。

困る

「言いだしっぺが損をする?」
「親の介護」や「老人ホーム入居」について切り出したら
「自分ひとりに介護が押し付けられてしまうかも?」
「自分に老人ホームの費用負担を強いられるんじゃないか?」
そんな不安や疑心暗鬼から子供たちみんながその話題から目を背けているかもしれませんね。でもそんな悠長なことをいっている場合じゃないことは子供たちみんなもうすうす気付いてはいるんですけどね・・・

親の老後が心配だからこそ早めに家族で話し合いをしましょう!(親の老後・老人ホーム・相続)

親の老後が心配だからこそ早めに家族で話し合いをしましょう

親の老後が心配で家族でそのことを話し合うことを考えた時にどこで家族会議を開催すればいいのでしょうか?
・「お父さんお母さんの暮らす実家」
あるいは
・子供たちが集まりやすい場所(ファミリーレストランなど)
でもいいと思います。
なぜなら親抜きの子供たちだけで親の老後を話し合った方がスムーズに現実的な話し合いができることも多いからです。
やっぱり家族みんなで膝を突き合わせて。本音で話し合うことが大切です。しかし、なかなかズバリ本心を切り出すことに気まずい気持ちもあるのも普通ですから私みたいな第三者が入ることで客観的にお話し合いもできます。
この親の老後の家族会議で話し合うことは
・「今の親の状況と親の希望
・「老人ホーム入居費用をどうする?
です。

質問

現実的な話し合いをするための判断材料はありますか?
ただ
「老人ホーム入居にするか?在宅介護を続けるか?すぐに決めろ!」
と言われてもそれはちょっと無理な注文というものですよね。
なぜなら
みなさんなにも分からない状況?
わかっていても具体的でなくただなんとなくボヤーっとイメージできているだけ
の状況?で話し合ってもらちが明かない可能性が高いからです。
親の介護についての話し合いの場で
老人ホームの種類とタイプの特徴
現実的な老人ホームの費用
を具体的に知っておかないと何も決まりません。
さらに親が持家など不動産を所有しているならばその市場価値もお調べる必要もあります。
(実家の売却で老人ホーム費用の捻出も多いケースです)
また将来起こりうるかもしれない相続トラブルの問題点も考えておかないといけません。
より具体的で現実的な判断材料があってこそ初めて「親の老人ホーム問題」に良い判断ができると思います。

親の老後が心配で開いた話し合いがうまくいかない?
他の兄弟から老人ホーム入居も反対されたら?

子供のだれかが勝手に「親の老人ホーム」を決めたり独断的な行動をとると後々こじれた兄弟姉妹関係になってしまうケースがよくあります。
ちょっとしたボタンの掛け違いが大きなトラブルにもなりかねません。
「父さんや母さんをそんな老人ホームへ入れるなんて反対!」
こんな意見が他の兄弟姉妹や親戚から出てくることもあります。
たとえば『同居している?近所に暮らしていてる?子供』と『遠く離れている子供?外に嫁いだ娘?』とでは親の介護の認識に大きなズレがあることも少なくないのです。

困る

実は私も母の状況で他の姉や兄との認識のずれに悩まされました。
たぶん初期の認知症だったかもしれない母はたまに訪ねてくる姉や兄には満面の笑面でちゃんと会話するのに同居の私には些細なことで大激怒!?汚い言葉で罵られたり物を投げられたり何度も同じ話をされたりと困ったものでした。

質問

いまだに『親を老人ホームに入れるだなんて親不幸者!』という偏見があります。
これは現在の老人ホームのことをよく知らない方や介護の本当の苦労を知らない方に多いように感じます。
今の老人ホームって昔と違ってすごく種類もバラエティに富んでいますし進化しているんですけどね。
私も義母が老人ホーム入所した時に
「お義母さん、淋しい思いをしてないかな?逢いに行こうか?」
なんて心配して老人ホームを訪ねると義母は老人ホームのリクレーションに夢中で『あんたら、また何しに来たん?そんなしょっちゅう来んでもええでぇ!』なんて言われてすこし複雑な気分になるくらいでした。
(時々はホームシックになり我々を困らせもしましたが・・(笑)

老人ホームを嫌がる親

『老人ホームは勘弁しておくれよ!ほかになんとかならないかねぇ?』

老人ホームに悩む娘

『まだ親を老人ホームに入れるのはちょっと早いかしら・・・?』

老人ホームに悩む息子

『かなり認知症も進んできて、もうひとり暮らしは難しいだろう?
 かといってうちで同居というのもできないし?』

それは今の老人ホームのことをよく知らないからかもしれません。
一度 今の老人ホームがどんなところなのか?
それにはいくらかかるのか?
それを確認した後でも遅くはありません。
確かにとんでもない老人ホームも多いけれど素敵な老人ホームも探せばあるものです。

こんな素敵な老人ホームもあれば。。。

こんなとんでもない老人ホームもあるのもまた現実。。。

だから老人ホーム探しはきちんと調べ上げて決断しなければならない重要な問題です。

親の老後についての話し合いの目的は「親の老人ホーム入居問題」に家族みんなを巻き込む

親の介護について家族みんなで話し合う目的は「親の老人ホーム入居問題」に家族みんなを巻き込むのが狙いです。
親自身や介護している子供だけでなく他の兄弟姉妹みなさんにも老人ホーム見学の同行もお願いしましょう。

他の兄弟姉妹への根回し?
これは親の老後を考える上で大変重要です。
いくら離れて暮らしている兄弟姉妹であってもとりあえず
一緒に決めた!
というスタンスをとらないといけません。
家族みんなで一緒に老人ホームのパンフレットも見て検討したり、現地の内覧もできればご一緒にしてもらいましょう。

親の老後の話し合いで『老人ホーム以外の答え』が導かれることもある

状況的に今の環境を変えることでもう少し在宅介護でも可能なら「老人ホーム以外の選択」が親の老後の話し合いで導かれることもあります。
それは親の呼び寄せで「子供との同居(近居)」という選択肢もあります。
あるいは介護の見返りとして「多めの遺産相続」という選択肢もあります。
※最近では子供が親の近くへ引っ越す場合も少なくありません。
※介護した人も介護しなかった人も遺産相続は同じだから介護もできないものです。
ただ、やはり親との同居にはちょっとためらる子供さんもたくさんいらっしゃいます。
(特に義理の関係である妻にとっては大きな負担)
それには「同居」ではなく「近居」もありですよね。ただ、それでもやはり子供の誰かに大きな親の介護負担が集中してしまいます。そんな無理がいつか爆発してしまいかねません。

それを避けるにはやはり「遺産相続の話」もきちんと道筋をつけておくべきなんですね。
こんな言葉があるのでご紹介しておきます。

「我慢」と「辛抱」

嫌なことをただ耐え忍ぶのが「我慢」
好きなことのために耐え忍ぶのが「辛抱」
我慢の中には不満がある
辛抱の中には希望がある
我慢はいずれ爆発する
辛抱はいずれ実る
我慢はしなくていい
辛抱をしよう

OK

嫌々させられる親の介護はただの『我慢』かもしれませ。
でも、それが少しでも報われる希望があるのならそれは『辛抱』に換えることができるかもしれませんね。
それでも!どうしても?無理なら老人ホームのことも真剣に考えてみてくださいね。